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親にしかできない幸せ英才教育「旬教育」のススメ

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辛くても親が口を出してはいけない時


赤ちゃんだった我が子を公園や、幼稚園などの、ある社会に送り出す事は、親にとっては、うれしいことでもあり、また同時に不安な事でもあります。
登園前に
「行きたくない!」
と泣き叫ばれたり、幼稚園で別れ際に
「ママ〜!」
と涙を見せられると、多くのお母さん方が、かわいそうな事をしているのではないかという気持ちになってしまい、胸が締め付けられるような思いがするとおっしゃいます。

ただ、親が不安な気持ちでいると、子どもにそれが伝わります。
「気配」という「波動」を、右脳が感じ取るのです。
子どもが心配したり、不安がっている時は、逆に親の方が
「わぁっ!楽しそう!いいなぁ。ママもまた幼稚園行きたくなっちゃったよ。」
と、なんだか楽しい事がありそうだという、雰囲気を作ってあげてください。

我が家では、平日には、定期的な「お稽古事」というものは、何もしていないのですが、
夏休みや春休みなどの長期休暇の時には、子どもが希望する、短期集中の講座を受講する事があります。
今春は、本人が
「スイミングをしたい!」
と言いましたので、近所のスポーツセンターの、「幼児用短期集中コース」に参加しました。

本人の希望で申し込んだとはいえ、初日の空気は異様なものがありました。
すべて初めての体験で、しかも知らないお友達、知らないコーチばかり。
大人も、うじゃうじゃいるわけです。
中には泣き叫んでいるお子さんもいらっしゃいましたので、異様な空気に、若鷹も、大変不安な表情をしていました。

私は、一緒に外からプールを眺めて、
「わぁ、ピート板使ったら、泳げちゃうんだね。気持ちよさそう。いいなぁ。」
と意識的に、声を出してみたり、親から離されて、担当コーチの列に整列して待たなければならないような時間中、私は努めて、ニコニコしながら周りを見回してみたり、掲示板を楽しそうに見たりと、若鷹から
見えるところで、
「楽しそうだなぁ。いいなぁ。」
という空気を、撒き散らして(笑)回りました。


別れ際に、何度もこちらを振り返る若鷹に、
「ママ、上から見学してるから、ママの事、見つけたら、おてて、振ってよー。」
「ちゃんとママの事、見つけてねぇ。」
と、こちらが若鷹にお願いし、(勿論、水の中で、よそ見をしては危険ですので、きちんとコーチの話を聞くようにと、初めに念を押してあります。)若鷹は、プールサイドに降り立つと、早速私を探し、手を振ってくれました。
その顔に、もう不安の影はありませんでした。

初日のレッスンが終って、私の所に戻ってくると
「楽しかったー!明日もまた来よう!」
と、笑顔で言いました。
次の日から終了までの5日間は、すっかり雰囲気にも溶け込んで、
「今日は、お父さん達も多かったねぇ。」
などと、周囲を観察する余裕も生まれていました。
楽しい5日間のレッスンに、なったわけです。

こういう場合には、どこかで親の姿が目に入り、また親も子どもに対して、目が届いていますので、まだ安心ですが、幼稚園などに入って、親の目もまったく離れますと、子どもが園生活の様子を語る一言一言に、親としては、ついつい神経質になりがちです。

子どもが親に話しをするのは、大抵
「○○ちゃんにぶたれた。」
「△△くんが、玩具を貸してくれなかった。」
という、トラブルの被害体験が多いと思うのですが、ここで、すべて自分の
子どもの話だけを、鵜呑みにしないでいただきたいと思います。

子どものトラブルというのは、大抵幼少の頃でしたら、大人の目の届くところで発生します。
内容も、叩いた、取られた、踏んだ、などの、単純な物が多いので、先生や大人の目に、とまる事も多いのです。
「ぶたれた。」
と言っている子どもも、実は、自分が気付いていないだけで、最初に相手に何か嫌な事を、してしまっていたのかもしれないですし、もし嫌な事を本当にされているのなら、親としては、まず、子ども自身の口で
「嫌だ、やめて!」
と、相手に自分の気持ちを伝える事を、子どもに教えなければなりません。


また、先生は、おひとり(もしくはおふたり)で、30人近くの子ども達を見ているわけですから、目が届かない事もあります。
「自分で『やめて!』と言っても、相手が聞いてくれなければ、先生に伝えに行く。」
という事も、教えなければなりません。
基本的に、
園であった事は、先生方の裁量やご判断で、処理されるべきです。
親ですと、どうしても自分の子どもに肩入れしてしまいますし、感情的にもなりがちです。
第三者の公平な立場から、見る必要があるのです。

若鷹は、戦いごっこなどの戦闘遊びはあまり好きではありません。
けれども、誰かが、若鷹に対して戦いごっこを始めた場合、それにつきあう事はあるようで、お迎えの時等に観察していますと、やはり、遊びがだんだん本気になってしまって、トラブルに発展するという事は、ちょくちょくあるようです。

痛い思いをしてしまうと、若鷹も本気になってしまいますので、
「やったなぁ、よーし!」
と威勢よく、かかっていくのですが、
身体も小さく、3対1でかかってこられて、ボコボコにされて顔にあざを作っていました。
他のお母さんが、
「あれはちょっと...」
と止めようとなさったのですが、
「若鷹は、自分で相手の子達にやめてと言っていませんし、この程度なら、大怪我にはなりませんから。」
と、私は様子を見る事にしました。

ようやく、先生が気付かれて、
「みんなでひとりに戦ったら、それはずるいし、戦いごっこは優しくしないと痛いから、気をつけようね。」
と諭されて、その次の瞬間には、子ども達は、もう仲良くまた遊び出しました。

若鷹は
「あー、痛かったぁ。。。」
と、ちょっと不機嫌でしたが、
「自分できちんと『やめて』って言った?」
と聞きますと、
「あ、言ってなかった。」
と気付きました。
「まず、自分できちんと『やめて!』って、はっきり言おうね。」
と言葉をかけました。

「○○くんは、若鷹は何にもしないのに、ぶつんだよ。」
と若鷹は言います。
「自分では気づかないで、何か○○くんが嫌な事を、若鷹がしちゃった可能性はない?」
と聞きますと、
「ううん、僕は何もしてない。だって下駄箱のお掃除、してただけだもん。」
と言います。
ずっと見ていた私は、事実、若鷹がいきなり、攻撃されたいきさつを見ていましたので、
「そしたら、それは、○○くんが、若鷹と戦いごっこしたいな。一緒に遊びたいな、って思ったのかもよ。」
と言いました。
苦手意識を作るのはよくないですし、
何事もプラスに考えられるようにした方が、本人のために、いいのです。

また、
「さっきみたいに、若鷹ひとりと、相手が3人だと、大変だっだかな。どうだった?」
と聞きます。
「3人じゃ、いくら頑張っても勝てない。」
と若鷹は言います。
「そうだよね。そしたら、若鷹も、戦いごっこをする時は、ひとり対ひとりでしないとね。ひとりにたくさんですると、それは、戦いごっこじゃなくて、意地悪になっちゃうからね。」
こういう事も、自分が被害者になってみて実感できる事です。
「そっかぁ。そうだね。」
と若鷹も納得します。最後に
「痛かったでしょ。大丈夫?痛いの飛んでけ、してあげるよ。」
と言って、膝に抱きかかえながら、おまじないをしてお終いです。

ただ、ボコボコに殴られるだけの若鷹を見ていて、私が心底平然としていたわけでは、勿論ありません。
大怪我に結びつきそうな事に、なりそうであれば、すぐにでも飛んで行く準備はしていました。
けれども、たかだか転んだりする程度、床も石やコンクリートでなく、人工芝のテラスでしたので、私は敢えて、出て行きませんでしたし、口も出しませんでした。

なぜかというと、
子どもが成長していくという事は、親の手を離れた世界や社会が増えていく、という事なのです。いつまでも、親が付き添い、子どもを守る事はできません。
であれば、自分の身や立場を、どう守っていけばいいのか、その方法を、幼い頃に身につけさせる方がいいと思っています。
嫌な事は、きちんと自分の口で嫌だと言う。
これは、大きくなってから、万が一、非行や悪い行いに誘われた時に、自分の意志をハッキリ伝えられるか、嫌な事をきちんと拒否できるかという事に、繋がっていくと私は信じています。

勿論今回は、若鷹は「やられた」方でしたが、自分の子が「やってしまった」側の場合は、些細なお互い様のような事でも、サラリと
「ごめんなさいね。」
と、相手に言うようにしています。

若鷹は、普段の日常生活で、自分からお友達に危害を加えてトラブルを起こすという事は、ほとんどないようですが、一度、ひとつしかない鋏を先に使おうと、パッと取った時に、鋏の刃が開いており、同様の事をしようとした相手のおこさんの爪を深く切ってしまって、怪我をさせてしまったという事がありました。
血を見てしまった私は大変びっくりして、即病院にお子さんと親御さんを運びました。
幸い軽症で、しかも相手の方が、普段仲良くしてくださっていて、若鷹の事をよく知っている方でしたので、大きな問題には発展しませんでしたが、こういう場合には、父鷹も出てきて、家族全員でお詫びをしました。
それが当然だと思っています。

やってしまった側は、相手にきちんと誠意を見せ、やられた側は、相手をどうこう思うのではなく、自分の子どもに身を守る術を教える。
こういう事ができれば、人間関係も、スムーズに行くのではないかと思います。
基本的に、子どもの立場というのは、「やる」「やられる」立場のどちらになるか、分からないものです。
そういう意味で、私は
幼少期の子ども同志のトラブルは、「お互い様」だと思っています。

実は、私は以前は、若鷹が「やってしまった側」になった時は、即「遊びを中断させて連れて帰る。」という方法を取っていました。
年少の頃などは、うまく言葉で表現できないお友達が若鷹に手を上げると、若鷹もつい突き飛ばしたりというトラブルは当然ありました。
はじめに
「お友達を叩いたり、突き飛ばしたりしたら、すぐにお家に帰るからね。」
と、言い聞かせて遊びに行くわけで、実際にしてしまったら、
「お約束だから。」
と言って、本当に連れて帰るのです。
実は、この方法は、育児や躾の本にも書かれていた方法でした。

しかし、何度も実行しても、若鷹はついつい手が出てという事が、治りませんでした。
理由もなく自分から手が出るという事は、ありませんでしたが、やり返した結果、相手が泣けば、泣かせた方の親としては申し訳ない気持ちになります。

担任の先生に一度ご相談をしてみましたところ、おこさんがいらっしゃる、園の主任の先生から、アドバイスをいただく事ができました。
幼少の今の時期にこそ、色々なトラブルを子どもに経験させて欲しいという事でした。
やられた時には、やられる相手の嫌な気持ちや悲しい気持ちが分かるし、自分の気持ちをきちんと伝え事を覚える機会にもなる。
またやった方も、やってしまった事で、もしかしたら、もうお友達が
「○○くんとは遊ばない。」
と言うかもしれない。こういう事をすると、お友達に嫌われてしまうんだという事がわかる。
なので、そういう貴重な機会を、親が一方的に、取り上げてしまわないで欲しいという事でした。

このアドバイスを伺った時に、
幼い子どもにとっては、「トラブル」も、必要な経験の一つなのだと理解しました。
現在の、青少年の残虐な犯罪の多くは、幼少の頃に、たくさんのトラブルを経験して、その時どういう気持ちになるのか、また、それにどう対処すればいいのかという、訓練や経験が、不足しているから起こるものなのではないかと思うのです。、

また、早期教育の素晴らしさを強調した書籍には、
「○○式の教育をした子どもは、お友達に親切なので、みんなに好かれる。決してお友達とケンカをしたりしない。」
というような事が書かれており、
「若鷹はどうも手がでる事もあるなぁ、きちんとした躾や教育が、うちはできていないのかなぁ。」
と悩んだ事もありますが、私は園の先生のアドバイスを聞いてから、逆に小さい時に、トラブルを経験しない子どもの方が、将来危険だと思うようになりました。

どんなに「人にはしない」というおこさんでも、自分が被害者になる可能性は、あるわけですし、また、自分の気付かないところで、実は人に嫌な思いをさせている事が、ないとは断言できないからです。

初めて経験した時には、何をどうしていいのか分からないのが当たり前です。
幼少の頃ならば、大きな事件や精神的損傷にならない事が、ある程度大きくなってから起こりますと、その代償は、想像以上の深さがあると思います。

自分の子どもの持つ、優しさ、我慢強さ、それとトラブルの時の行動や物の考え方、それらのバランスが、どちらかに偏り過ぎる事無く、ある程度取れている事が確認できれば、その教育の仕方は間違っていない、私はそう考えるようにしています。