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自分のお茶碗を下げる、洗濯物をたたむのも「お手伝い」?


色々な育児や早期教育の書籍を読んでいますと、
「お手伝いをたくさんさせて、『ママ、助かるわ。ありがとう!』と言い、たくさん誉めて自信をつけさせてあげましょう。」
というような主旨の事がよく書かれています。

私も、家事を子どもにもしてもらう事は、基本的に賛成ですが、ちょっと疑問に思う事があります。
掃除
洗濯
食事の支度
整理整頓
等、家事労働の中には、色々な項目があります。
それらすべてをひっくるめて、子どもがする場合に、「お手伝い」という言葉を使う事が多いようなのですが、私は、「自分で当然しなければならない事」というのは、「お手伝い」とは思いません。

お手伝いというのは、他の人の仕事や、すべての人が分担すべき労働を、他の人に替わって自ら率先して行う事を指すのであって、「明日の幼稚園の準備をする」事と同様に、「自分の食事した食器を下げる」「自分の洗濯物をたたむ」「出した玩具を片付ける」ような事は、「当然自分がしなければならない事」であって、
「お手伝いしてくれてありがとう。」
と言われるべき事ではないように思います。

我が家では、これらの事を、若鷹がきちんと行うことができたら、
「よくできたね!」
「上手にたためたね。」
「ご苦労様!」
などという声かけをするようにしています。
決して
「ありがとう!」
とは言いません。

しかし、若鷹が気を効かせて、パパの分やママの分もと、他の家族の分の洗濯物をたたんでくれた時には
「パパの分も、お手伝いしてあげたの?ありがとう!パパ、きっと喜ぶよ。」
と言います。
勿論翌日、父鷹からも
「お父さんの分まで、たたんでくれたんだって?ありがとう!若鷹は優しい子だね。」
と言ってもらいます。

また、このように、相手の分の労働を自分が肩代わりする事で、若鷹が疲れている時などは、今度は他の家族が若鷹の分を
「この前、パパの分を若鷹がたたんでくれたから。」
と言って、替わりにしてあげたりと、何が何でも
「自分の事は、自分でしなさいっ!!」
と目くじらをたてる事もないわけです。

よく早期教育やお受験本に、プリントなどを
「やらなければならない事、やるのが当然だと思わせる。」
という事が書いてありますが、まず、幼い子どもに
「やらなければならない事」
という意識を持たせる必要があるのは、このような生活に関する「人間として一番基本的な事」からにしていただきたいものだと思います。

また、「自分で当然しなければならない事」以外に、「家族の誰かがすればいい家事」というものが存在します。
お風呂掃除
トイレ掃除
家族の共有部分(リビングや寝室など)の掃除
食事の仕度
ガラス拭き
バルコニーの掃除
などの、家族全員が共有するにあたって、必要な事柄についての労働です。

これらの、「家族の誰かがすればいい家事」は、普段は自宅にいる事が多い、私が行う事が多いのですが、それを我が家では、「ママだけの仕事」とは、誰も思っていないのです。
休みの日になりますと、お風呂掃除は父鷹が率先して行いますし、若鷹もガラス拭きやトイレ掃除を行います。
これらについては、「自分がしてもいい仕事を他の家族がしてくれた」という事になりますので、
「ありがとう!ガラスがピカピカで、気持ちよくなったね。」
等と、「ありがとう!」を使います。

普段の日、父鷹は帰宅時間がかなり遅いので、自分が当然すべき事以外はなかなかできないのですが、若鷹は、夕飯の仕度をしたり、掃除などを自分から行っています。
これらの事を、私は若鷹に、特に強要はしませんが、少なくとも、「家事をする」という事に、若鷹は違和感を感じては、いないようです。

1歳を過ぎると、子どもは何でも親の真似をしたがります。
お掃除や洗濯物をたたむなどの、母親の真似をしたがる時期が、必ずあります。
手伝ってもらっても、大抵は余計時間がかかり、汚され、かえって後始末をする親の仕事が増えるという結果になる事から、その時期には子どもにさせずに、子どもが大きくなってから、
「手伝いをしなさい。」
と、口をすっぱくされる方も多いようです。

労働を当たり前だと思う感覚は、小さい頃に身につくものだと思います。
「家事は楽しい!」
と、遊び感覚で取り組む事ができるのなんて、きっと乳幼児期だけですよ。
今まで
「おうちの事は、全部お母さんの仕事。」
と思ってきた価値観が、ある日突然変わる事は、ないと思います。

我が家では、先を見越して、何でもさせてきました。
例え、余計散らかされても、一からすべてやり直しをしなければいけなくなっても、
「ほんの2〜3年、根気よく付き合ってあげれば、その後はきっと、貴重な戦力になる。」
と考えたのです。

加えて、子どもが自分の好きな道に進んだ時に、一人暮らしをする可能性も充分あります。
大きくなって一人暮らしをした時に、今まで何の家事もしてこなかったとしたら、どうでしょう。
何をどうしていいのか、まったく分からないわけですから、生活は滅茶苦茶になるでしょうし、今の時代には、ガールフレンドにだって、ソッポをむかれてしまうでしょう。(笑)

我が家では、
「危ない!」
と、持たせる事を躊躇しそうな包丁なども、鋏を上手に使うようになった、2歳の頃に与えました。
勿論、危険を伴いますし、このような道具を、ひとりで上手に使いこなすのには、時間がかかりますので、つきっきりになります。
しかし、きちんとした段階を踏んで、徐々に難しくなる事に、しっかりと親が関わってあげれば、無謀な使い方はしないものです。
軽いやけどもして、泣いた事もありますが、
危険な道具をきちんと
「危険だ。」
と認識する力も、こういう経験から、ついていくように思います。

また、子どもにこういう意識を持たせるにあたって、父親の協力は絶対に必要です。
父親が何もしないでゴロゴロして、母親だけが忙しく家事をしているような状況では、「やらなければならない事を当然する子ども」は育ちません。
「だって、お父さんだって何もしてないもん。」
と言われれば、どんなに説得したり叱ったところで、子どもが納得するはずは、ないのです。

「うちのパパは、家事なんか絶対にしてくれない。」
と、嘆かれる方も、おられるかもしれません。
ストレートに
「これから家事は、みんなの仕事よ!」
と、いきなり宣言してしまっては、確かに協力も得られにくいでしょう。

そういう場合は、子どもの目にふれる事で、何か簡単な事をひとつだけしてもらって
「お父さん、○○してくれたのね。ご苦労様!」
等と、ニッコリ笑って声をかけると、いいのではないでしょうか?
子どもが小さいうちは、特に母親を独占しようという気持ちが強く、父親でさえ、子どもにとっては「ライバル」になります。
父親が、感謝されている場面を見た子どもは、必ず、
「僕だって、○○できるよ!」
と、
「見て見て!」
と言わんばかりに、何かをしてくれると思います。

私は基本的に、家事をしない人間は、自立していない人間だと思っていますので、信じがたい事ですが、それすら、うちのパパには厳しいという方には、子どもが寝てしまった後で、子どもが残してしまった洗濯物を、母親がたたんでおいて、それを父親がしてくれたという事にして、朝、子どもに話すという方法もあります。

ただ、こういう嘘は、ばれてしまった時に、一気に子どもの信頼をなくしますので、お勧めしたくありません。
こんな嘘をつかなくても、
家族の一員としての役割を、各自がしっかり持つような働きかけ、声かけを工夫していく事が、一番いいのではないかと思います。