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幼稚園選び 〜我が家の幼稚園選び〜


若鷹は12月生まれですので、2歳の秋、幼稚園選びと面接が行われました。

若鷹には食物アレルギーがありましたので、どの幼稚園にするか、実は1年以上前から私は資料を取り寄せたり、実際に園に問合せをしてみたりしていました。

私の自宅の周りは、公立の幼稚園がなく、すべて私立の幼稚園になります。
自治体から多少補助があるとはいえ、月に3万円ほど月謝がかかりますので、アレルギー児に対して理解をしていただける事と、楽しく充実した毎日になるよう、若鷹に合った園を探してあげたいと思っていました。
地域の幼稚園ガイドを入手し、場所を調べ、まずは通園時間と教育方針に目を通し、絞っていきます。
電話でアレルギー児に対する対応他、疑問点を質問させていただき、納得がいけば、見学の申込みをしました。

まずはきちんとお話を伺いたいので、若鷹は民間保育園の一時預かりを利用して、私だけで見学に行きました。
8園近く見学させていただいたでしょうか。

その中から、まずは一番基本となる交通手段という観点から無理がある園を外しました。
私が決めていたのは、徒歩、自転車、車、何を使ってもいいので、片道30分以内。
そして、雨の日に、周りに迷惑をかけずに車で送迎ができる立地である事です。
興味のある園でも、車を一時的にでも止める場所がない所は、あきらめました。
路上駐車をして、もしもご近所から幼稚園の方に苦情などがいった場合、幼稚園に対して申し訳ないからです。
ご近所に迷惑がかかるようでも、どうしても、その園がよいと思ったのであれば、近隣のコインパーキングの所在を確かめたでしょう。
しかしながら、このあたりもご縁がなかったのか、候補から外した園のうち、そこまでして通わせたいという園はありませんでした。

次に、実際に園内や園庭を見学して、納得いかなかった園を候補から外しました。
例えば、きちんと整理整頓やトイレの清掃等がなされていなかったり、先生の園児に対する対応や、お話のし方に誠実さを感じないですとか、広い園庭がもうひとつあるのにもかかわらず、目が届かないので運動会などの行事の時にしか使用しないという事で、かなりせまい園庭で通常の保育を行っている...などです。
この時期に子どもが思い切り元気に駆け回る事のできる「ゆとり」がある程度欲しいと思っていましたので、極端に園庭が狭い園も、あきらめました。

モンテッソーリなどの有名な教育法を取り入れているという園でもお話を伺いましたが、実際は一流のモンテッソーリ教育をしているというよりは、手法を少し真似したり、教具の一部を取り入れているだけという中途半端な印象を受け、あきらめました。

そして、本来でしたら一番問題になるアレルギー対応ですが、現状は、ほとんどの園がアレルギー児の受け入れに対して前向きではありませんでした。
保育園に慣れていた私は大変ショックを受け、驚きましたが、アレルギー児自体が保育園と比べて幼稚園には少ないという事がわかったのです。
自分としては、この現状をまずは受け入れなければならないと思いました。

こうして、タイプのちがう4つの園が残りました。
「体験入園」「説明会」に申込み、今度はこの4園には、すべて若鷹を連れて行きました。


@ 教師の手作り教材で英才知能教育をする。独特の知能検査が行われ、一定レベルに達していないと入園できない、いわゆるお受験園 (自由保育) 

七田のお教室のお母さま方に有名で、この幼稚園に入れるために七田の教室と、この幼稚園の主催する週2回の英才教室にも通っておられるという方もおられました。
私も幼稚園公開に参加して、カリキュラムに感銘を受けたため、若鷹を3回ほど体験入園させました。
若鷹は興味深々で参加しましたが、体験入園でも、「知能工作」が行われ、配られた材料でパッと何かをイメージして、それをすぐに作りたい若鷹には、2種類のシールをピンク、水色と順列を意識して先生の指示どおりに貼っていくという、知能訓練の入った工作が楽しくありません。

1回目は親も、
「先生のおっしゃったように貼って行くのよ。」
と言い聞かせるのですが、若鷹は嫌がります。
よくよく考えてみれば、もともと若鷹は自分の思い描いた事を形にしたいタイプで、そういう性格なのですから、仕方ない。

先生に伺ってみましたところ、
「同じでなくてもいい、自分がこうしたいという意思は、うちの園では尊重しています。例えば運動会で楽しかった思い出を書きましょうと言った時に、大抵のおこさんは絵を書くのですが、中には文を書きたいという子もいます。それはそれでその子の個性ですから、すべて認めています。」
というお答えでした。

さすがに自由保育という事で、ある意味、右へ習えの一辺倒指導ではないので、子どもの個性は大切にされます。
しかし、若鷹にしてみれば、この時点で
「ここの幼稚園は、自分の好きなように工作をしてはいけない所。」
という意識が刷り込まれてしまったようで、2回目からは、親も好きに作らせていましたが、工作が大好きな若鷹には、向かないだろうという思いが湧いてきました。

そして、親の目から見ると舞い上がってしまうくらい素晴らしいカリキュラムと先生方のご指導力でしたが、肝心の子ども達を見ていて、表情が気になるおこさんが結構いる事に気がつきました。
目が攻撃的で、笑顔がないのです。
その親御さんも、自分の子どもがトラブルを起こしそうになったり、先生のお話を聞かないと、睨みつけるという感じで、正直、自分もそういう親になってしまうのかもしれないと思うと、嫌だなと思いました。

そして、若鷹本人も、
「この幼稚園には、僕は行かないよ。」
と意思表示をした事から候補から外しました。


A 園の敷地内に室内プールがあり、正課で年少からスイミングや、英語とのふれあいがある
  (一斉保育)


隣の市の幼稚園で、若鷹より一切年上のお友達が、ここに入園していました。
私は前の年に、友人の幼稚園選びにつきあっており、実は、スイミングと英語に惹かれて、ほぼこの幼稚園に決めていました。
友人は実は始めはCの園を考えていたようですが、やはりスイミング等の特殊なカリキュラムや、説明会での園長先生のお話に惹かれる部分があったようで、最終的にこちらの園にしたのでした。
私も、若鷹も一年後にはここに入園するのだろうとその時は思っていました。

しかし、先に入園したその友人から、スイミングの時間が思っていたよりも短い事や、保護者の役割分担や係りが大変多いという事を聞きました。
少し私の家から距離がありましたので、送迎と行事のお手伝い等、それ以外にあまり頻繁に幼稚園に出向かなければならないとなると、常日頃からやりたい事があって時間が足りない私には、厳しいかもしれないという気持ちもありました。

そして、入園前の未就園児のクラスの参加料金が月2000円と高かったので、不思議に思っていましたら、学研の幼児教室と提携している事がわかりました。
個人的に、私は未就園児のクラスというのは、これから通う子どもと幼稚園の先生が触れ合って入園に備えるという事が中心になって進められていくものであって欲しいと思っており、業者が主体で、幼稚園の先生方が補助のような形でしか関わらないという形態に、物足りなさを感じました。
他に別段何がダメだったという事はないのですが、急に魅力を感じなくなってしまったのです。
それでも、最後には、ここにするのだろうなと漠然と思っていました。


B 季節感や行事、日常の保育を大切にしている園(一斉保育)

この幼稚園は自宅からある程度近かったのです。
いざという時の為の駐車場もありましたし、女性の園長先生で、ご自分の教育方針に絶対的な自信をもっておられる事がよく分かるお話ぶりでした。

鉢植えで植物や野菜を育てたり、取り組んでいる事は我が家が希望している内容に近く、園庭の遊具にプラスチックのお家などがあり、変わった趣向の物が結構ありました。
普通の方は、面白いと思われるのだと思いますが、私はキャラクターなどではない、昔ながらのシンプルな鉄棒やうんてい、登り棒等の遊具が好きです。

古くから語り継がれている絵本に良本が多いのと同様、昔ながらのシンプルな遊具というのは、きっとそれで遊ぶ事によって、使用する筋肉や身体の動きが、幼児や子どもに必要な運動になるものなのではないかという気がしていました。(これは私の勝手な想像です。)
園からすぐ近くに大きな高圧線の塔があった事もあり、結局それが大きな要因になり、ここも候補から外れる事になりました。


C 野菜作りや自然とのふれあいが豊富で、絵本に力をいれており、何事も「本物」を体験させるという事を大切にした趣向の園(一斉保育)

この園は、前述の通り、Aの園に入園した友人が、1年前の時点では、最初子どもさんを入れようと思って検討していた園でした。
その理由を私は聞いていました。

・ 絵本に力を入れていて、幼稚園文庫がある事
・ 年少から正課で「体操」がある事
・ すぐ隣に市のグラウンドがあり、いざという時、車を一時的に駐車できる事
・ お弁当と給食が半々で、両方の良さを体験できる事
・ クラスやホールの飾り付けなどから、先生が手をかける事を惜しまない姿勢が見られる事
・ 園児農園があり、鉢植えだけでなく、畑でも農作業の体験ができる事

等です。
丁度、若鷹は畑仕事や自然体験に大変興味が出てきた時でした。
ここで改めて、私は若鷹の
幼稚園生活に、親として、何を求めるのかを考えてみました。

知能開発やお勉強は、自宅で出来る事であり、クラスで一斉に同じ事をするよりも、子どもに合わせて取り組んだ方がよい。

スイミングに若鷹は興味があまりないし、正課で毎週あっても、時間が短いのなら、あまり意味がない。
本当に習いたくなったらスイミングスクールがある。

英語も外人の先生がクラスを回って5分ほど挨拶したりして回るだけだと聞き、週一のそんな短い時間で英語が身につくわけはない。
だったら自宅で英会話のCDのかけ流しをすればいい。そして、これも習いたくなったら、どこかに習いに行けばすむ。

最後に農作業体験。
これは現在では、なかなか機会を作ってあげる事が難しい事です。
マンション住まいで土のない生活を送っていましたが、私の祖父母の家が、農業と材木業をしていましたので、作物を作るという原始的な生活の必要性を、知らず知らずのうちに、私は心に植え付けられていました。
幼稚園では、自宅ではしにくい事、意識的にしてあげるのが大変な事をしてもらうのが、一番効率的なのではないかという結論に達しました。

早速、Cの園に見学に行きました。
広い園庭に、足に負担の少ない柔らかい土を入れてあるのが分かりました。
若鷹は、この園庭の広さに大変喜びました。
そして、すれ違う子ども達のきちんとした挨拶と、はじけるばかりの笑顔に初めて出会いました。
今までたくさんの園を見学をしてきましたが、こんなにさわやかにきちんとした挨拶ができる園児がいる幼稚園はなかったのです。
友人がいいと言っていた特長の他にも、更なる発見がたくさんありました。

人工的に手を加える事はせず、ヤゴ、めだか等のいるビオトープが園庭においてあります。
園庭の端には、畑に使う自然の腐葉土を置いてある場所があり、かぶと虫の幼虫がここに卵を産みます。かぶと虫の幼虫をゴロゴロとたくさん見る事ができるのです。
毎月のお誕生日会では、全園児に季節の鉢植えの草花が配られます。
夏祭りでは、かぶと虫の配布があり、金魚救いの金魚も配布されます。
いずれも自宅で子ども達と親が世話をし、育て、観察し、虫は最後には、自然に帰すという事をして下さいと言われました。

季節の草花や木が、人工的な手を加えられず、自然の状態で管理されていましたし、野の鳥たちが利用できるよう、木に巣箱が設置してありました。
毎年、しじゅうからのひなの巣立ちがあり、運がよければ見られるそうです。
また、園庭や園児農園で取れた野菜を、給食やお弁当の時に職員室の先生が茹でたり簡単に調理して、素材そのものの味を味わえるようにして子ども達に食べさせて下さる事や、園児たち自身も、とれた野菜でカレーや、おでんを調理するという事も行っているという事でした。

もともと農家のお宅で育った園長先生の、「本物を体験させる」という方針が、素晴らしい保育を生み出しているという現実を見て、私はすっかりこの園にひかれました。
決して華美ではないのですが、先生方が子どもや保育に手をかける事をいとわない姿勢が素敵でした。
男性ですが、自身も保育士の資格をお持ちで、人間的にも素晴らしい園長先生の元、先生方も人間的な魅力にあふれた方ばかりです。

子どもに、よく声かけをされますし、忙しいにもかかわらず、対応にゆとりがあります。
カリカリしたり、せわしない雰囲気がないのです。
また、園児を叱っている場面にも出会いましたが、手を握って目をしっかりと見つめながら、どうしてそれがいけないのかをキッパリと諭す姿に、ここの幼稚園の先生方になら、安心して若鷹を任せられると思いました。
アレルギー対応は普段の給食では行わないという事でしたが、そのネックがあっても、私はこの園にお世話になりたいと思いました。

そして、ここにも未就園児クラスがあると聞き詳細を聞けば、半年で600円ほど。
Aの幼稚園が1ケ月2000円でしたので、
「半年で600円なのですか?」
と、何度も
「半年で?」
と質問しなおしてしまいました。(笑)
若鷹も、
「僕、ここの幼稚園に行く!決めたの!!」
とキッパリ。

無事に入園が決まり、未就園児のクラスに参加してみると、ますます先生方の手作りの素晴らしさ、暖かさを感じ取る事が出来ました。

また、大変びっくりした事なのですが、制服をいただきに行った時、まだ未就園児クラスも含めて、若鷹は3回しか幼稚園に出入りしていませんでしたが、在園児のチューリップの球根の植付けの様子を熱心に観察している若鷹に向かって、名札も何もしていなかったにもかかわらず、ある先生が、
「若鷹くん達が入園する頃には、このチューリップのお花がたくさん咲いているよ。」
と、若鷹の名前を呼ばれたのには驚きました。
見学でも面接でも何の関わりもなかった先生で、こちらは先生のお顔も
「見たことがある」という程度でしたので、感激してしまいました。

そして入園して、まったく嫌がる事なく、幼稚園大好きっ子になった若鷹。
結局アレルギーの件も、職員室の先生方が手を尽くしてくださり、アレルギー除去給食にしてくださったり、おかずの入れ替えをして下さったりと、しっかりと対応して下さいました。
入園した今も、この幼稚園にしてよかったと、この決断を親子共に正しかったと思っています。

入園面接の時期が近くなると、未就園児のお母さん達が集まれば、幼稚園の話題で持ちきりになります。
私はやはり、自分の経験から、その
ご家庭が幼稚園生活に対して求めるものを明確にして幼稚園選びをしていただく事が、一番納得のいく、かつ後悔しない方法ではないかと思っています。
「どんな園がいい」「どこの園がいい」という話題になってしまいがちですが、是非「うちにはどんな方針の園が合うだろうか」という、本質を踏まえた幼稚園選びをしていただければと思います。

また、例外も一部ありますが、どの園も、1学期中は、新入園児への精神的安定への配慮から、見学を受付けないという園が多いと思います。
そうしますと、2学期から見学を始めて、秋の入園面接までに、複数の園をじっくりと見学して回るのでは時間が足りず、じっくりと検討しにくいのではないかと思います。
私が行ったように、1年早く、親として気になる園をいくつか見学しておき、いざ入園面接を受ける年の2学期には、前年親が絞った中から、実際に子どもを体験、見学させて、子どもの様子を充分観察したり、気持ちを聞いたりして、ご家族で最終決定をされると、子どもも入園を心待ちにするのではないかと思います。

近所のお友達が一緒に行くからという理由で、園選びをしてしまう気持ちも分からないではありませんが、
違う環境に行けば、更にまたお友達が増えるのです。
子どもにとっても親にとっても、社会が広がるのです。
入園前に一緒に子どもをよく遊ばせていた私の近所の友人達は、それぞれの家庭の教育方針を貫き、みなそれぞれ違う園に子どもを入れました。
勿論入園後もよく遊びましたし、園で体験した色々な事をお互いに話し合ったりして、とてもいい刺激を受けました。

私達は、大切な幼児期に、本人や我が家の方針にピッタリとあう、素晴らしい園とめぐりあえた事は、若鷹の一生の財産になると思っています。
今、若鷹と私は毎朝、季節の草花や虫、野鳥が行き来するサイクリングロードで、道草をしたりしながら、登園しています。
若鷹が大きくなってから、先生との楽しかった幼稚園生活と共に、花や風の匂い、鳥の声、母とのこの登園の時の事を、懐かしく思い出す事があるでしょうか。

正門に着くと、毎朝笑顔で出迎えて下さる園長先生にご挨拶をして、
「ママ、バイバイ!いってきまぁす!」
と言い、教室へ駆けて行く、小さなかわいらしい背中を、母は一生忘れないと思います。