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作品ギャラリー5(四角の形だけで、見立てる)

昨年、童具館のイベントに参加した時に、アンケートを書きました。

「以前そちら様でアドバイスをいただきましたように、四角だけの積木で2年ほど遊びまして、かなり遊びこなせるようになってきましたので、そろそろ5歳になりますし、三角柱や円柱などのパーツを混ぜた遊びを展開していこうと思っています。」

というような内容の事を書いたのです。


それに対して、たまたま他の要件でお電話をした際に、以下のようなご指摘を受けました。

「以前は、三角柱や円柱の積木は、積み方によっては、使ってしまうとそれ以上高く積む事ができなくなる場合がありますので、まずは、高く積む事をたくさんしていただいて、三角柱や円柱は一番最後の段階で与えるとアドバイスしていたのですが、最近では、はじめから一緒に与えてくださいと申し上げているんですよ。」

という事でした。
アドバイスがそのように変わった理由として、次のようなご説明を下さいました。

童具館では、最初にどういう積木をどういう割合、個数そろえたらいいのか分からないというお客様が多い事から、2004年「積木のいろは」というセットを発売しはじめました。
この「積木のいろは」というセットの内訳の中の積木は、WAKUブロック45シリーズのHG1、HG、H3、H4という、立方体、レンガ型の直方体、立方体の倍体、三角柱や円柱、半円柱などの、すべての形の積木が入るようにセットされています。

この「積木のいろは」というセットを企画・発売するにあたって、お店にこられた小さいお子さんの遊びをスタッフの方がご覧になった時に、以下のような事があったのだそうです。

乳児が一番積み上げやすい立方体で遊んでおられたあるお子さんに、お店の方が「代替」を経験させようと、レンガ型直方体2ケを渡したところ、そのおこさんが

「ちがう!」

と言うかのように、それを拒否されたのだそうです。

やはり、まだこの時期は、「同じ形(=この場合では立方体)」にこだわりがあるのだなという思いで遊びを見つめておられたところ、そのお子さんは、立方体を斜めにカットした、直角二等辺三角柱が、収納箱の中でピッタリ合わさって立方体の形になっているのを見つけると、それを手に取って、立方体と一緒に使用して積み上げて遊んでおられたという事でした。

この事から、

「すぐに手に取る事ができるように、四角を基本にした形だけでなく、他の形も最初から一緒に手元に置いておくという環境を作っておく事を理想とする事になった」

のだそうです。

このお話を聞いて、私はなるほどとは思いましたが、「その方がいいな。」とまでは、思いませんでした。
なぜなら、本来ならば、
丸や三角などを利用しがちの部分を、敢えて四角だけで表現したり、見立てたりする事の素晴らしさを、若鷹の積木遊びの様子を見ていて感じていたからです。

積木の遊びの良さには、他の積木の頁にも記載していますが、勿論童具館の方がおっしゃった前述のような「代替」が、必要な行為であり、子供の工夫したり、考えたりという素晴らしい力を育むものだと、私自身も思っています。

しかし、代替そのものは、三角柱だけでなく、立方体と直方体、その倍体などでもできますし、四角だけの積木でそれを経験していれば、将来的に三角柱を使うようになったら、間違いなく、それはすぐにできる事だと思います。

一方、
本来は四角でない形のものを見立てて四角だけで積木遊びをするという行為は、三角柱や円柱の積木がそこにあれば、絶対にそちらを使いたくなるもので、やはり四角だけでの遊びの中でこそ、できる事ではないかと思います。

では、その
見立てるという遊びが、どうして必要なのかと言いますと、まず第一に、想像力を育むという事。
その事によって、工夫する力や表現する力が育つという事。
それは、結果的に、
「物」がない所でも、遊びを自ら作り出すという創造性をも作り出すという事が言えるのではないかと思うのです。


今、幼稚園や保育園などでは、野原や道ばたなどの何も玩具や道具がない場所で、自ら遊びを見つけて取り組む事ができる子どもがどれだけいるだろうかという疑問が投げかけられているそうです。
本来は、もともと子どもは、生まれながらにして、そういう能力を持っていると言われています。

その能力を、
あふれる物質環境、子どもの発育にそぐわない玩具の開発や与え方でつぶしてしまうのは、大人である私達かもしれません。

社会の「○○商戦」にのらない、本当に大切な遊び方はどういうものかを教えてくれたのは、我が家の場合は、やはり四角という形だけの世界から、色々な作品を作り出してくれた若鷹でした。

大人の目で見てしまうと、三角柱や円柱を使って作った方が、見栄えがいいし、リアルでしょう。
ですが、それについては、
大人である私の方が、想像する楽しみや、見立てた世界を見る目がなくなってきているのだという事を、若鷹が私に気付かせてくれているような気がするのです。

ここでは、子どもの視点で、子どもなりの工夫を邪魔しないという意味で、あえて、不恰好な作品も若鷹が作ったままに掲載してみました。

もしも積木遊びをされている皆さんのお子さんが、以下と似たような作品を作ったら、その見立てた想像性を、たくさんたくさん誉めてあげて欲しいと思います。


海にいるアカエイ。上から見たイメージ。
お船をママと一緒に作った時に、「海」から閃いて作りました。
毒があるから触ったり踏んだりしないように気をつけてって、潮干狩りや地引網の時に、係りの人が教えてくれたもんね。

左はクレーン車で、右はショベルカー。
幼稚園の裏は、今、たくさんお家が建っているの。
たくさんの工事の車がいるよ。

ヘリコプターだって、直方体だけで作っちゃう。
一番工夫したのは、プロペラ。
操縦する人が乗れるよう、前面をあけました。
本当は、横から乗るんだけどね。
上から見ると、分かりやすいかな。
3方向にバランスをとって、プロペラに見立てました。

車です。僕のお家の車と同じセダンタイプ。
タイヤも立方体だけど、それらしいでしょ。
右側が前で、直方体の半分の形の2本は、雨の日に使うワイパーなの。

自転車を直方体だけで作ってみました。 他の大きさの直方体も使うと、更に、本物の自転車にそっくりになったでしょ。

クリスマスのトナカイとサンタさんも、何度も作って遊んでいるうちに、だんだん複雑に、細かく再現して作る事ができるようになって行くよ。
「赤いのは鼻じゃないの?」
ってママは笑ったけれど、お目目の色がちがうように作ってみたかったんだ。

最初のトナカイに、角が必要だと気付いて、つけました。
目は、やっぱり左右違う色です。
図鑑や絵本を取り出して研究して、更に細かく作ったトナカイとサンタさん。
トナカイの角は、図鑑で見たらとってもギザギザだったもんね。
サンタさんは、今まで作ったのは座っているんだけど、これは、立ってソリに乗っているの。
サンタさんの左には、ちやんとプレゼントの箱(立方体に小さい直方体を乗せたもの)が置いてあるの。
円柱や三角柱がなくても、ここまで作れるよ。